国際貿易経済連盟日本支部
IKEF-Japanio
Landa filio de Internacia Komerca kaj Ekonomia Federacio
入門前のエスペラント学習…
誰でもここから えすぺらんと
入宿 匠(Takmi Ilijado)
エスペラントってどんな言葉でしょう?
先ずは使ってみて、それからいろいろ考えてみましょう…
と言うのがこのコーナーです。
会話では、必ずしもローマ字は必要ありません。触れること、使うことが大切です。
カタカナでも良いのですが、いかにも…って感じになりますので止めました。場合によっては漢字もアリですが!
挨拶1
さるーとん
ぼーなんまてーのん
ぼーなんたーごん
ぼーなんべすぺーろん
ぼーなんのくとん
ぢすれびーど
だんこん
ぱるどーのん
やあ!(こんにちは)
おはようございます
こんにちは
こんばんは
おやすみなさい
さようなら
ありがとう
すみません
もう一度上を見て下さい。
そして、口に出してみる。
赤字を強く読みます。
それぞれ途中で休まず、一気に言って下さい。
さて、「ぼーな」は「良い」という意味です。
次に出てくる「まてーのん、たーごん、べすぺーろん」はそれぞれ「朝、昼、夜」と言うことを表しています。「のくとん」は夜中の事を指しますので、「良い夜中を…おやすみ!」となるわけです。
ちなみに、「いい夢見ろよ!」は「ぼーなんそんぢょん!」となります。
英語、ドイツ語、フランス語…皆さんがご存知の言葉と比べてみてください。仕組みは同じですね。
「さるーとん」は時間に関係なく使えます。年齢性別に関わらず、誰でもおなじです。…とは言っても気軽すぎてチョット遠慮してしまう、と言うときは、時間に合わせて「ぼーなん…」を使いましょう。いずれも、時所位に応じて、元気に言ってみましょう。エスペラントは人工語だから、ロボットのように話すのか…、と勘違いしている方も時々居ます(笑)。
さあ、気持を込めて、言ってみましょう。「こんにちは」と同じ気持で「さるーとん」と言うのですよ!
挨拶2
さるーとん
みあのーも えすたす「(貴方の名前)」
みーとれぢょーやす びーでぃ びん
だんこん (ぢすれびーど)
こんにちは!
私の名前は「(貴方の名前)」です
お会いできてうれしいです
ありがとう(ではご機嫌よう)
すべて、貴方のせりふです。
「みー」は私。「みあ」は「私の」。
「のーも」は名前。
「えすたす」は動詞(です、だ)。
「とれじょーやす」で「とてもうれしい」。
「びーでぃ」は動詞(見る、会う)。
「びん」は「君(あなた)に」。
最も短い「自己紹介」です。自分の名前をいれて言ってみて下さい。赤字を強く読むのは同じですが、単語一つ一つのアクセント(強く読む)ではなく、文章の流れを考えて付けてあります。挨拶の最後の「だんこん」ですが、これは国際マナーだと考えてください。自己紹介の時、また、大勢の前で何かを発表した時など、自分の発言が終わりである…と言うことを知らせる合図です。その後、必要に応じて「ぢすれびーど」を付けてさよならしてください。
★これを覚えりゃ何とかなる!!
-その1-
きーおん びでずぃーらす
[なに]がほしいですか?
Kion vi deziras?
[かーふぉん] みでずぃーらす
こーひーをおねがいします
Kafon mi deziras.
ちゅびでずぃーらす [かーふぉん]?
こーひーをほしいですか
Ĉu vi deziras kafon?
いぇす、みでずぃーらす [かーふぉん]
はい、こーひーをほしいです
Jes, mi deziras kafon.
ね、みねでずぃーらす [かーふぉん]
いいえ、ほしくありません
Ne, mi ne deziras kafon.
だんこん、せどねにーおん
なにもいりません、ありがとう
Dankon, sed nenion.
ばなーのん:バナナ ぱーのん:パン りーぞん:米 ふぃーしょん:魚 びあんどん:肉 あくぼん:水 すーこん:ジュース びえーろん:ビール るーじゃんびーのん:赤ワイン にぐらんてーおん:紅茶 ばるまんてーおん:熱いお茶 まるでんさんべるだんてーおん:薄茶
これらも大事!
もーのん:お金 あーもん:愛 へるぽん:お助け
先程と同様に、赤字を強く読んで下さい。気持を込めてですよ!
「ぶっきらぼう」に言えばそれなりに、また、心を込めて言えばチャンと「心」が伝わります。
次に、[かーふぉん]とカッコしてあるところを表の下の単語と入れ替えて使ってみましょう。
ちなみに、水→あくぼ です。「ん」はここでは「日本語の「〜を」にあたります。使う頻度を考えて、上記の入れ替え用単語にはすべて「ん」を付けてあります。「ちゅ…〜?」となる文章は、文の最後は抑揚を上げます。ですから、最初は低い声で始めます。
日常生活で「使えるエスペラント」のススメです!独り言もOKです。
運動等した後、水が飲みたい…と思ったら「み でずぃーらす あくぼん」と言ってみましょう。
ちなみに、
それらをエスペラントで表記すると、ひらがな例文の下にあるようなかんじになります。
注目して下さい。
山の様な記しがついていますが、実際にはCの真上に山が付きます(字上符)。インターネットで皆さんに見てもらうために、また、Eメール等では、この字上符のかわりに次のような方法が用いられることもあります。
ĉ cx, ch, c', c^
これらはどれも同じ「Cの字上符つき」を表しています。字上符が付くのは次の通りです。そして、字上符がつかないものもあります。発音は似ているようで違いますので、気をつけて。(cx のようにxつきで表記してみます)
cx gx hx jx sx ux (入門の皆さんには新鮮ですね)
もちろん、普通に字上符をつけての入力、問題なくできますよ。
覚えた人はこれもヤル!!
1:おもしろあるふぁべーと
エスペラントではアルファベットを「あるふぁべーと」と言います。知っておくと便利です。匠の技が光る「簡易記憶法」です(自称)。特に意味はありません(笑)。要は覚えりゃ良いのです!
E語:A B C Ĉ D E F
普通:あ ぼ つぉ ちょ ど え ふぉ
匠式:あぼつぉ超どえフォッフォッフォ
E語:G Ĝ H Ĥ I J Ĵ
普通:ご ぢょ ほ っほ い よ じょ
匠式:強情ホッホ〜イ余剰
E語:K L M N O P R
普通:こ ろ も の お ぽ ろ
匠式:衣の尾ポロッ
E語:S Ŝ T U Ŭ V Z
普通:そ しょ と う うぉ ヴぉ ずぉ
匠式:訴訟と魚坊主王
2:エレガントに話そう
話の内容ではありません(笑)。口の筋肉を解きほぐしながら、エスペラントの文法を勉強できる方法です。すぐに試してみましょう!
先ずは口を思いっきりとがらせ、次のように次第に口を開けていき、最後は「い〜!」と大きく横に開きます。ゆっくり、一息でやります。
★う〜お〜あ〜え〜い〜 → U O A E I★
声は出しても出さなくても結構です。これを10回やってから、先ほどの挨拶をやりましょう。ほら!ハッキリ発音できるようになったら、かる〜いタッチでエスペラントを使うことができますよね。
さて、余裕が出てきたら次のことを思いだしながらやってね。ほとんどの単語はこれでカバーできます。エスペラントが外の言葉より覚えやすい…と言われる所以です。先ほどの単語のページを見て下さい。
う→U:動詞には活用があることの象徴。まんじゅ(食べなさい)、いーる(行きなさい)
お→O:モノの名前(名詞)はOが最後に付く。ばなーの、のーも、ふぃーしょ
あ→A:どんな(形容詞)は最後がAで終る単語。るーじゃ(赤い)、ばるま(熱い)
え→E:Eで終る単語は〜して(副詞)。らぴーで(急いで)、ぽすて(あとで)
い→I:Iで終る単語は動詞の原形。まんじ(食べる)、いーり(行く)
動詞は重要ですから2回出ています。一口で6回美味しい練習法です!
★これを覚えりゃ何とかなる!
-その2-
きええすたす {ねつぇせーよ}
トイレはどこですか?
Kie estas necesejo?
てぃーええすたす {ねつぇせーよ}
トイレはあちらです
Tie estas necesejo.
ちゅてぃーえ えすたす{ねつぇせーよ}
トイレはあちらですか?
Ĉu tie estas necesejo?
いえす、てぃーええすたす{ねつぇせーよ}
はい、トイレはあちらです
Jes, tie estas necesejo.
きえび なすきーぢす
何処で貴方は生れましたか?
Kie vi naskiĝis?
えん{きおーと} みなすきーぢす
京都で私は生れました
En Kioto mi naskiĝis.です。
すたちーお:えき なじぇーよ:プール ばねーよ:おふろ どーも:いえ あくつぇぷてーよ:うけつけ れすとらつぃーお:れすとらん おふぃつぇーよ:じむしょ れるねーよ:がっこう べんでーよ:おみせ
(ここでは「場所」を示す単語だけに絞りました)
先程と同様に、赤字を強く読んで下さい。気持を込めてですよ!「ぶっきらぼう」に言えばそれなりに、また、心を込めて言えばチャンと「心」が伝わります。「やく」は分かり易い様に「堅い言い回し」にしています。
次に、{ねつぇせーよ}とカッコしてあるところを下の単語と入れ替えて使ってみましょう。場所を表す単語と人・モノが入ります。ちなみに、「きーえ」は日本語の「何処?」にあたります。日常生活で「使えるエスペラント」のススメです!独り言もOKです。外食したあと、ありゃ?お金がない!…と思ったら「きーええすたす みあもーの?」と言ってみましょう。(「み ずぃーらす へるぽん」…ですね。。。おぼえてね!)
<とにかく口に出して言ってみる、使ってみる>
覚えた人はこれもヤル!!
1:おもしろあるふぁべーと
エスペラントではアルファベットを「あるふぁべーと」と言います。こちらも更新しました。間違いやすいところに焦点を絞りました。特に意味はありません(笑)。子音の発音の仕方をこれで覚えて、下にあるように「うおあえい」と母音を付ければ良いはず…!?です。
E語: Ci Cu Ce Ĉa Ĉi
匠式: 追 津 杖 茶 地
かな :つぃ つ つぇ ちゃ ち
E語: Ĉu Di Fi Ga Gi
匠式: 中 D 不意 蛾 疑
かな :ちゅ でぃ ふぃ が ぎ
E語:Ĝa Ĝi Je Ĵu Se
匠式:邪 痔 家 受 吸え
かな :ぢゃ ぢ ぃえ じゅ すぇ
E語: Ŝa Ti Tu Zo
匠式:社 ティー トゥー 図を
かな :しゃ ずお
これを覚えりゃ何とかなる!!
”きーあん”{びーのん} びでずぃーらす
貴方はどんなワインを欲しいですか?
Kian vinon vi deziras?
”るーぢゃん”{びーのん} みでずぃーらす
私は赤いワインを欲しいです。
Ruĝan vinon mi deziras.
ちゅびでずぃーらす”るーぢゃん”{びーのん}
貴方は赤いワインを欲しいですか?
Ĉu vi deziras ruĝan vinon?
いぇす、みでずぃーらす”るーぢゃん”{びーのん}
はい、私は赤いワインを欲しいです。
Jes, mi deziras ruĝan vinon.
ね、みねでずぃーらす”るーぢゃん”{びーのん}
いいえ、私は赤いワインを欲しくありません。
Ne, mi ne deziras ruĝan vinon.
先程と同様に、赤字を強めに読んで下さい。気持を込めてですよ!「ぶっきらぼう」に言えばそれなりに、また、心を込めて言えばチャンと「心」が伝わります。「訳」は分かり易い様に「堅い言い回し」にしています。ここでは「〜ん」は日本語で「〜を」と考えて下さい。
次に、{びーのん}とカッコしてあるところを次頁の単語と入れ替えて使ってみましょう。色んなモノが入ります。次に”るーぢゃん”とカッコしてあるところも入れ替えてみて下さい。色々組みあわせて言換え練習が沢山できますね。ついでに動詞も入れ替えれば、応用範囲は無限大に広がります。(ここでは組み合わせて便利な動詞を少しだけ記しますね)
さて、これまでの例文についても動詞を入れ替えて練習すれば、日常会話のほとんどをカバーできる!と言っても言い過ぎではないくらい、便利で基本的な文型を載せています。語学は入れ替えが基本です。頑張ってみましょうね!
{びーのん} ぽーもん:リンゴ、ばなーのん:バナナ
まんだりーのん:ミカン、ぱーのん:パン、すーこん:ジュース
てーおん:お茶、くーこん:ケーキ、くかーじょん:クッキー
まんぢゃーじょん:食べ物
”るーぢゃん”:赤 ふらーばん:黄色、ぶらんかん:白色、べるだん:緑色、にぐらん:黒色、どるちゃん:甘い、さーらん:塩辛い、あつぃーだん:酸っぱい、あまーらん:苦い、ろんがん:長い、まるろんがん:短い、ぺーざん:重い、まるぺーざん:軽い、ふぉるたん:強い、まるふぉるたん:弱い、ふらんつぁん:フランスの、やぱーなん:日本の、ちーなん:中国の、ぼんぐすたん:美味しい
動詞:はーばす:持っています、まんぢゃす:食べています、とぅりんかす:飲んでいます、しゃーたす:好きです
形容詞を重ねればこんなことも言えます。
みでずぃーらす やぱーなん べるだん てーおん
訳:私は日本の緑茶を欲しいです。